節目箸とは

 平成20年(2008年)秋、『地元に有り余っている竹を使って、他にない箸をデザインしよう』というテレビ番組のプロジェクトが、熊本県芦北町にある里山地区を舞台にスタートしました。

 あるヒラメキから、普段は削り取ってしまう内側の節を利用し、また持つところの幅を広めにすることで、うっかり落とすことがなく小さな力でも保持しやすくなる「フィット感と安心感のある」従来にない使い勝手のユニークな箸が誕生しました。更なる使い勝手の研究とデザインを追求した結果、専門病院でのモニター検証も良い評価を得て、地元熊本はもちろんのこと新聞やテレビによって全国的に紹介されるようになりました。多くの使った方々からの喜びの声をいただき、この箸の満足度の高さとニーズの大きさを確認することに至りました。

 「普通の箸は使いづらいけれど、ピンセットタイプの箸やスピーンで食べるのは嫌だ」という方や、「箸の持ち方がおぼつかない方」にとってはもちろんのこと。子供から高齢者まで、日常的に不自由を感じていない方も、今までにない使いやすさを実感できます。

 「この節目箸を一人でも多くの方に使っていただきたい!との思いを込め、一膳一膳手作りで仕上げていますので是非一度手にしてみてください。

●NHKのニュース番組で「節目箸」が紹介されました。YouTubeでご覧になれます。

■誰にでも使いやすさを感じさせる・・・やさしいユニバーサルデザイン

竹は軽いので、少し太めでも手に負担を感じさせません。

親指を添える保持部が広いため、安定しやすく”フィット感”があります。

また突起した節が自然と指に馴染むので、

箸をうっかり落としにくく”安心感”があります。

■自然が教えてくれた竹節の活用・・・今までにないユニークデザイン

竹の内側の節は邪魔者扱いされて、今まで箸には使われていませんでした。

しかしこの形状を生かすことによって、使い勝手も姿カタチも新しい

箸が生まれました。

・1944年生まれ(群馬県前橋市出身・熊本市在住)

・大手家電メーカー・国際デザイン交流機関・大学教授など、プロダクトデザイナー歴50年。

・趣味はアイデア発想に役立つ?”おやじギャグ”!

・20年以上前に外国人から日本の箸のことを尋ねられ、何も答えられなかったことが箸に目覚めたきっかけ。

・国内外の箸200種類以上を収集して研究を重ね、オリジナルデザインの『節目箸』を創作。

(実用新案・意匠登録・商標登録)

・箸の紹介や開発ストーリーが地元の新聞・テレビ・ラジオを始め、全国的に報道される。

(日経新聞:2012年10月29日)・(NHKTV全国放送:2014年10月)

・”前橋(マエバシ)生まれのマイ箸デザイナー”という宿命的な縁(?)を感じながら、今やライフワークとして箸づくりに熱中。

・今後は文化的視点も含め”箸で世界を橋渡し” を目標に、日本の”端”からグローバルな情報発信と行動を目指している。

 

論文:『箸に見る美意識と価値創造』道具学論集(2002年)

   『ユニークな竹箸の開発』デザイン学研究特集号(2009年)

所属:社団法人日本インダストリアルデザイナー協会 正会員/永年会員

   道具学会会員

   くまもとデザイン協議会常任委員

   国際箸文化研究所常任理事

   国際箸學會会員

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